こんにちはこんばんは。
派遣会社で営業7年目の男、最上です。
派遣会社で働いている人にとって退職という言葉を見ると、びくっと身体が反応してしまう人も多いのではないでしょうか。
退職は派遣会社で働いている人であれば、出来れば避けたいものです。
また、働く人にとっても、早期の退職はあまり良い事とは言えません。
そこで、本日は私が普段から心がけている、
退職率を少しでも減らす為にしている事をご紹介します。
派遣会社で働いている人、働こうと思っている人、これから派遣会社に登録に行く方の
参考になればと思います。
そもそも退職率というのは、
退職率=(本人の気質)+(理想の仕事と現実の仕事のギャップ)
上記の公式に当てはめる事が出来るのをご存じでしょうか。
本人の気質
本人の気質というのは、例えば、何をやっても続かない。色々な事が三日ボーズで終わってしまう人の事です。
仕事を始めてもすぐに辞めてしまうような人です。
こういう方は面接の段階で、ある程度読み取る事が出来ます。
職歴が異常に多い人なんかは、要注意。
本人の気質だけで、退職率が100%近くになってしまうような方は、申し訳ないのですが、採用する事が出来ません。
応募者がどんな人であるか、面接を通して、しっかりと読み取る必要があります。
理想の仕事と現実の仕事のギャップ
では次に理想と現実のギャップとは何か説明をします。
スタッフさんが一番ストレスを受けるのは、就業開始、初日になります。
殆どの会社が、入社初日の人には残業をさせないようにしていますよね。
初日が一番精神的にも疲れますし、受け取るストレスも多いからです。
このストレスの正体というのが、「想像していた仕事像と現実の仕事のギャップ」になるんですね。
「こんな仕事内容(A)で、こんな感じの人間関係で、こんな風に仕事が進むんだろうな~。」と、
就業予定のスタッフさんは、入社前、こういう事を考えています。
実際に働いてみて、予想と現実のギャップが少なかった場合は
「思った通り、Aの仕事内容だった。嫌な人も居ないし、この仕事なら続きそう~」
という風になり、ギャップが少ない事になります。
かたや、ギャップが多い場合は下記の通りになります。
「聞いていない仕事Bがあった。この先もどんどん増えるのかな? 意地の悪いおばさんも居て、仕事が続くか不安・・・・」
これは事前の予想に対してギャップが大きいパターンになります。
聞いていない仕事があったら誰だって不安を覚えます。意地の悪いおばさんが居たら、嫌悪感を抱きます。
結果、どんなに本人の気質が良くても、退職率は上がる事になってしまいます。
ギャップを減らす方法は 真実を事前に伝える事です。
ここで、我々紹介者がしなければならない事は、
・Aという仕事がメインであるが、Bという仕事も少しある。慣れてきたらCみたいな仕事もだんだん覚えていってもらう事になると思います。
・人間関係は基本的に良好と聞いていますが、一人、気難しい女性の方が居るとも聞いています。その人とは打ち解けるまでに時間が掛かるかもしれません。
上記二点を事前にしっかり伝えておけば、今回のケースではギャップが発生する事がありません。
就業者は、事前のイメージで、Bという仕事、Cという仕事をしっかりと想像します。また、気難しいおばちゃんが居るという事が事前に分かっているので、
ある程度心の準備をして臨む事が出来ます。
とりあえず入社をさせるという考えのバカな営業マンが居ますが。誰の得にもなりません。
企業にとっても迷惑ですし、スタッフさんにとっても良い事ではありません。何より、営業マン自身も時間の無駄になるので、「とりあえず入社させる」というのは、
やめましょう。
TECH::CAMPの即戦力エンジニア養成プログラム【TECH::EXPERT】
ーーーーーーーーーーまとめーーーーーーーーーーーーー
スタッフさんの退職率は
本人の気質+理想と現実のギャップである。
本人の気質を面談時に見抜く事。
仕事の内容及び環境雰囲気等は、事前に細かく希望者に伝える事。
上記の二つを心がけましょう。
紹介開始時に「今回ご応募いただいたお仕事、どんなお仕事だと思いますか?」と聞いてみると、
希望者がどういうイメージをしているのかを理解しやすいです。
ギャップを埋めて、退職率を少なくして、みんなハッピーに業務を遂行しましょう。
ではでは